前田健太は出来高満額でも安い!? 「今の活躍見れば、それすらバーゲン」

出来高“総取り”でも安い、「ドジャースにとってはすごくいい契約」

 前田を獲得するために、ドジャースがポスティングシステム(入札制度)の譲渡金2000万ドル(約22億円)も払っていることなどを説明。健康面で不安材料が浮上した前田にとっても、ドジャースにとっても利のある契約だと強調している。

 その上で、開幕直後の大活躍から「前田はメジャーでプレーしてきた投手と異なり、すべての報酬が保証されているわけではありませんが、8年間ボーナスを最大限に支払ったとしても、例えば年間1300万ドルを支払ったとしても、今のところの活躍を見れば、それすらもバーゲンです。300万ドルはすごいお得ですが、1300万ドルになったとしても、それでもドジャースにとってはすごくいい契約です」と手放しで絶賛している。

 他の解説者も「ユニークでクリエイティブな契約でお互いを保護するもの。もしも、前田が本当に堅実に活躍するシーズンが3、4年だとしても、それでも(ドジャースにとっては)バーゲン。まだ3試合だけど、彼は本物に見える」と高く評価している。

 契約時に特殊な契約形態からアメリカ中で話題になり、ツイッター上で「マエダインセンティブ」というハッシュタグも登場したほどの前田だが、膨大な成果給をすべて支払ったとしても、ドジャースはお買い得品をゲットしたというのが、現時点での米国での定説となっているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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