イチロー、今季2度目マルチで打率.389 好調ぶりに「42歳に見えない!」
3000安打の金字塔へ「こういうペースで安打を量産する必要がある」
さらに、2回の第2打席で四球を選ぶと、5回先頭の第3打席ではレフト前に弾き返した。実況は「イチローは昨季序盤にヒットを重ねましたが、8月と9月に失速しました。だが、今の彼は42歳に見えません」と感嘆。メジャー16年目の百戦錬磨のベテランが、年齢を感じさせない活躍を見せていると絶賛した。
ペレス氏も「本当にいいバッティングです。低速のチェンジアップでしたが、引きつけてますね」とエースを打ち砕いたバッティングを高く評価。地元テレビ局では、イチローがヒットを打つたびに画面左下に“イチメーター”が登場するようになり、カウンターは2942本に更新された。
実況は「これでフランク・ロビンソンにあと1本と迫る2942安打です。イチローが今季中に3000本安打を達成するとなると、こういうペースで安打を生み出す必要があります。先発の試合にはヒット。代打、ダブルスイッチのチャンスを生かすことが大事です」と語った。
今季2度目のマルチ安打で、メジャー歴代32位のロビンソン(2943安打)まで残り1本。打率.389となった。衰え知らずのベテランは、金字塔に着実に近づいている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count