ダルビッシュ、実戦復帰は延期も…5月中旬メジャー復帰に大きな変更なし

「もし復帰して『もう、準備万端だ』と話してくれれば、止められない」

 完璧主義者のダルビッシュはチェンジアップと特にカーブの出来に納得いっていないと、ブロケイル投手コーチは記事の中で説明している。このために実戦復帰を遅らせ、ブルペンで調整を進めることになったという。

「いいことは痛みのぶり返しがないこと。(リハビリ登板で)2回30球を投げる代わりに、(ブルペンで)4回60球を投げてもらう。そうなれば、次の(リハビリ)先発は3回45球だ。そうすればスケジュール通りだ」

 ブロケイル投手コーチによると、26日の2Aフリスコでのリハビリ登板を回避する代わりに、同日に本拠地アーリントンのブルペンで60球投げる予定に変更。5月1日(同2日)にフリスコで3イニングを投げる予定となった。

 ジョン・ダニエルズGMは、5月16日から22日までアスレチックス、アストロズと続く敵地遠征(19日は移動日)での復帰を見込んでおり、そこに大きな変化はないと、記事では指摘している。

「すぐに戻れるが、それを当てにはしていない。もしも、彼が復帰して、『もう、準備万端だ』と話してくれれば、止められない。走らせるしかないね。でも、5回75球を投げた後、もう1回リハビリの登板が必要なら、そうなるだろう。日程をずらすことになる」

 ブロケイル氏はこう語ったという。完璧主義者のダルビッシュは慎重を期して、メジャーの舞台に復帰するつもりのようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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