ロッテ涌井、オリックス金子の投手戦は“引き分け” ともに好投も白星つかず
降板後は両チームの救援陣が失点、最後は暴投でロッテが勝利
エース同士の投手戦は“引き分け”に終わった。
2007年以来の開幕4連勝中のロッテ涌井は8回1失点の好投も、守護神西野が2点リードを守れず。9回に安達、原に適時打を許した。
一方、今季まだ勝星のない金子も、3回に清田に先制タイムリーを許したが、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球で、ロッテ打線を翻弄。7回にはボグセビックに待望の1号同点ソロが飛び出した。しかし、降板後の8回に2番手・岸田がナバーロに2点タイムリーを打たれて台無しとなった。
「色々ありましたね。涌井がせっかく試合を作るピッチングをしてくれたのに。西野は本来の球ではない。もう少し様子を見ていくしかない」と伊東監督。配置転換は考えず、本来の姿に戻ることを期待していたが、ゲームの終盤に絶対の信頼を置いていたピッチャーの不調に頭が痛い。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count