前田健太、4試合でわずか1失点 米メディア「ド軍が求めていた以上の働き」
投手不利の敵地で好投見せて3勝目、防御率0.36はリーグトップ
ドジャースの前田健太投手は23日(日本時間24日)、敵地で行われたロッキーズ戦に先発し、日米通算100勝目となる今季3勝目を挙げた。
6回1死までノーヒットノーランという快投を続けた前田は、打線に4点の援護をもらい、7回途中3安打8奪三振1四球無失点で降板。デビュー戦から4試合でわずか1失点という内容に、ESPN電子版では「28歳のマエダはドジャースが求めていた以上の働きをしている。同地区の敵を相手に4試合を投げて、わずか1失点しかしていない」と称えている。
標高1600メートルに位置するクアーズ・フィールドは、投手に不利な球場とされるが、そこで見せた好投の要因を「速球と変化球を上手くまぜ、制球が大きく崩れないため、変化球が曲がりづらいクアーズフィールドのような場所でも、危なげない投球ができた」と分析した。
前田はメジャーデビュー後、25回1/3を投げて23奪三振でわずか1失点。防御率0.36は24日時点でタイガースのジマーマンの0.00(19回1/3を0失点)に続いてメジャー2位。ナ・リーグではトップをキープしており、安定した投球を続けている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count