日ハム・レアードが激白 「2年目のジンクス」打破へ「何事もプラス思考で」

昨季はチームトップ34本塁打、「去年つかんだ感触を維持できるように」

 日本ハムのブランドン・レアード内野手が「2年目のジンクス」打破への思いを語った。

 来日2年目の今季は打率2割3分4厘ながらも、リーグ2位の5本塁打、11打点をマーク。野手・大谷が欠場する試合では5番を任されるなどチームの期待は大きい。

 昨季はシーズン序盤は極度の不振に苦しんだものの、球宴後に打撃爆発。リーグ3位タイ、チームトップの34本塁打をマークした大砲は、1年目と2年目の違い、今季にかける思いなどを語った。

――今季ここまで振り返って。

「やっぱり去年1年の経験が大きいように感じている。今年は去年つかんだ感触を維持できるように、と思っている。自分の一番いい時は頭の中で何も考えずに来た球に反応できる時。それが出来るようにしたいね」

――1年目に活躍した選手が2年目に不振に陥る「2年目のジンクス」という言葉がある。

「米国でも2年目のジンクスという言葉はあるね。そう言われるまで考えてなかった。本当に今年は昨季前半戦のようにならなければいい」

――他球団も研究している。2年目で配球が変わったと感じるか。

「配球を変えてきている感じはある。それでも、同じタイミングの取り方で自分のスイングをするだけ。去年は毎日新しい投手と対戦している感覚だったが、今年は自分がどうやって打ちにいくか分かっている」

――他球団投手の配球や傾向などをメモを取ったりしているか。

「自分はあえてメモを取らないようにしているんだ。深く考えてしまう性格なので。追い込んだら、この球が来る。初球なら、この球が来る、と頭に入れているぐらい。本当に1打席1打席で配球が違うので、毎打席が新しい打席と思っている」

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