注目高まる前田健太 スライダーは「破壊的」、契約は「FA最大のバーゲン」
Dバックスに移籍したグリンキーとも比較、出来高満額でも「巨大なバーゲン」
さらに、ドジャースが前田と結んだ契約の条件について、ケリー記者は「衝撃的に格安だ」と断言している。
「昨季限りでドジャースからダイヤモンドバックスに移籍したザック・グリンキー投手の年俸は6年総額2億650万ドル(約230億円)。一方、ドジャースが前田に支払う金額は2500万ドル(約28億円)。これは(8年間の)総額です。インセンティブで毎年最大1000万ドル(約11億円)を手にする可能性もありますが、ここまでのピッチングを続けることができるなら、巨大なバーゲンです」
Dバックスに移籍したグリンキーとの年俸を比較し、「巨大なバーゲン」と断言している。
一方、FAで契約した打者のバーゲンについてもケリー記者は特集。アストロズのコルビー・ラスマス外野手はクオリファイング・オファーに合意し、今季1年1580万ドル(約17億5000万円)の契約を結んでいるが、7本塁打、出塁率.418、長打率.661と活躍している。
インセンティブが手厚い前田の契約はメジャーで大きな話題となったが、8年契約の1年目の序盤ですでにお買い得という結論が出されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count