ロッテ・ナバーロが貴重な適時二塁打 「待っていた」スライダーを左中間へ
チーム3点目の適時打、「前の打席(左飛)はスライダーばかりだったので」
銃刀法違反(不起訴処分)で開幕から4週間の出場停止処分を受けたロッテ・ナバーロが、復帰3試合目でも貴重なタイムリーを放った。
4回だった。出場停止中は「4週間が10年にも思えた」という苦しい心境だったナバーロにアドバイスを送っているというデスパイネが、先発野上から右翼フェンスギリギリの逆転2ラン。さらに、角中が中前打で続くと、ナバーロが外角のスライダーを左中間に運び、3点目の適時二塁打で気を吐いた。ロッテは5-2で勝利した。
ブランクのせいか、速球には差し込まれているが「前の打席(左飛)はスライダーばかりだったので、(必ずくると)待っていた」とタイミングはドンピシャリだった。2回の第1打席は6球中4球がスライダー。速い球にはまだ対応できていないナバーロには恰好の餌食で、西武バッテリーの配球ミスは否めなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count