広島は新井2000安打&3者連続弾、SBバンデンハーク13連勝…26日プロ野球
エルド&山田&ビシエド8号、巨人亀井3打点、日ハム有原3連勝、ロッテ石川が西武に6連勝
プロ野球は26日、各地で6試合が行われた。セ・リーグは、広島の新井がヤクルト戦で史上47人目の通算2000安打に到達。第2打席の適時二塁打で偉業を達成した。広島は2回にエルドレッド、鈴木、堂林が3者連続本塁打。エルドレッド、鈴木は2本塁と打線が爆発し、大勝で新井の大記録に花を添えた。ヤクルトは山田がリーグトップタイの8号2ランを放つも、投手陣が崩れた。
中日は、先発ジョーダンがDeNA打線の前に4回までに3失点。しかし、2点を追う6回に杉山、大島のソロで同点に追いつくと、7回には相手のミスもあって3点を奪い勝ち越し。8回にはビシエドの8号ソロも飛び出した。DeNAは投手陣がリードを守れなかった。巨人は、阪神藤浪から2点を追う6回に一挙4点を奪い逆転。先発の高木はピンチを背負いながら、要所を締めて7回途中2失点で2勝目。打線は亀井が3打点と活躍した。藤浪は今季5戦目で初黒星を喫した。
パ・リーグは、日ハムの有原が復帰戦で8回3安打1失点と快投し開幕3連勝。市川、西川らのタイムリーで3点を奪い、栗山監督の55歳の誕生日を勝利で飾った。楽天は打線が散発4安打と沈黙した。ロッテは先発の石川が7回1失点と好投し、西武戦は自身6連勝。打線は4回にデスパイネの2ラン、ナバーロのタイムリーなどで4点を奪い。西武先発・野上を攻略した。24日の楽天戦で3打席連続本塁打、7打点と大活躍だった西武メヒアは4タコに終わった。
ソフトバンクは先発バンデンハークが初回にモレルに2ランを浴びるも、その後は1安打に抑えて6回3安打2失点と好投。打線は2回に長谷川の2ランで追いつくと、3回に内川が勝ち越し打。長谷川の4打点目となる2点タイムリーなどで着実に追加点を奪い、快勝した。バンデンハークは、66年に堀内恒夫氏がマークしたプロ野球記録に並ぶデビュー13連勝。オリックスは先発ディクソンが5回5失点と崩れると、救援陣も失点を重ねた。
【セ・リーグ】
◇ヤクルト 3-11 広島(神宮)
勝 ジョンソン(3勝2敗)
敗 成瀬(2勝2敗)
HR【ヤ】山田8号【広】エルドレッド7、8号、鈴木1、2号、堂林2号
◇DeNA 3-7 中日(横浜)
勝 又吉(2勝0敗)
敗 藤岡(0勝1敗)
HR【中】杉山1号、大島1号、ビシエド8号
◇阪神 3-5 巨人(甲子園)
勝 高木(2勝1敗)
敗 藤浪(3勝1敗)
S 澤村(3勝0敗7セーブ)
【パ・リーグ】
◇日本ハム 3-1 楽天(札幌ドーム)
勝 有原(3勝0敗)
敗 塩見(1勝1敗)
S 増井(0勝2敗7セーブ)
◇西武 2-5 ロッテ(西武プリンスドーム)
勝 石川(2勝1敗)
敗 野上(2勝3敗)
S 西野(2勝0敗7セーブ)
HR【ロ】デスパイネ5号
◇オリックス 3-9 ソフトバンク(京セラドーム)
勝 バンデンハーク(4勝0敗)
敗 ディクソン(2勝2敗)
HR【オ】モレル1号、小谷野3号【ソ】長谷川2号
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count