ダルビッシュの実戦復帰が決定 指揮官「最強右腕のビーストをマウンドへ」
5月2日に傘下2Aフリスコで初のリハビリ登板へ、2イニング&30球がメド
レンジャーズのダルビッシュ有投手が、5月1日(日本時間2日)に傘下2Aフリスコでリハビリ登板に臨むと米複数メディアが報じた。コルパス・クリスティ戦で、昨年3月に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けてから初となる実戦登板を果たすことが決定。ジェフ・バニスター監督は、日本人右腕を「ビースト(野獣)」と呼び、完全復活に期待を寄せている。MLB公式サイトが報じている。
球団は、トミー・ジョン手術とリハビリで昨シーズンを棒に振った日本人エースの復活マウンドの日付を発表した。ダルビッシュはリハビリの通常手順の通り、2イニング、30球をメドに投げる予定だという。
「スプリングトレーニングで投手は一般的に初登板で2イニングを投げることになる。復帰の道のりをアグレッシブにもできるが、あまり慎重になりすぎることもない。これは復帰に向けたノーマルな道のりだ」
記事によると、バニスター監督はエース右腕のリハビリ登板についてこう語っている。ダルビッシュは、ブルペンや実戦形式の打撃練習で豪速球を披露するなど、すでに完全復活を印象づけていたが、変化球に納得できずに実戦登板を遅らせたと報じられていた。