SB中田が乱調で連勝ストップ 工藤監督「強気でいけなかったな」

6連戦に向け東浜が3イニング、工藤監督「次回は先発で」

 ソフトバンク-西武の一戦は7-3で西武が勝利し、ソフトバンクの連勝は3でストップした。

 今季初先発の中田賢一が1-1で迎えた4回に連続四死球から一挙5点を失い、この回で降板。2番手の東浜巨も被弾で1点を失った。試合後の工藤公康監督は、中田と東浜について次のように語った。

「中田くんは、球威がないわけじゃなかったが、中盤は変化球に頼りすぎたかな。ボールが悪いわけじゃないが、駆け引きだったりの部分。一番最初(今季初登板)ということもあったのかもしれないが、強気でいけなかったね。打たれた後に四球出したり、四球の後に打たれたりの悪循環はよくない。精神的な部分もあったのかもしれないな。実績もあるので、結果を真摯に受け止めて、反省すべきところは反省し、(次回登板に)生かす部分は生かしてほしい。

 東浜くんは今日はよかったんじゃないですか。だいぶ腕も前で振れるようになっているし、トレーニングの成果も感覚的にあるんじゃないかな。(来週は6連戦なので)次回は先発でいってもらう」

 最後はいつものように「さあ、明日、明日、明日!終わったら明日だ!」と威勢良く監督室へと足を運んでいった。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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