イチローが「1番・右翼」で先発 マ軍は昨季首位打者が薬物陽性で出場停止
不動の1番だったゴードンが出場停止、マ軍には大きな痛手に
マーリンズのイチロー外野手は、29日(日本時間30日9時10分開始)の敵地ブルワーズ戦で「1番・右翼」でスタメンに名を連ねた。前田健太投手との初対決が実現した28日(同29日)のドジャース戦に続き、2試合連続での先発となる。
マーリンズは、ドジャース戦の試合後にディー・ゴードン内野手がMLBの定める薬物使用規定に違反したため、80試合の出場停止処分となった。薬物検査の結果、規定により運動能力向上薬として定められている外因性のテストステロンとクロステボルに陽性反応を示したとされている。
5連勝中と好調だったマーリンズだが、昨季のナ・リーグ首位打者に輝いたスピードスターの薬物違反はショッキングなニュース。不動の1番打者の不在は、あまりにも大きな痛手にもなる。ゴードンと親交の深いイチローには、かつての定位置だった1番打者としての活躍が期待される。
この日は主砲スタントンがスタメンから外れ、ゴードンが守っていた二塁にはディートリックが入った。
両チームのスタメンは以下の通り。
【マーリンズ】
1(右)イチロー
2(三)プラド
3(左)イエリッチ
4(中)オズナ
5(一)ボーア
6(二)ディートリック
7(遊)ロハス
8(捕)マシス
9(投)コンリー
【ブルワーズ】
1(右)サンタナ
2(遊)ビラー
3(左)ブラウン
4(捕)ルクロイ
5(一)カーター
6(三)ヒル
7(中)フローレス
8(二)リベラ
9(投)デイビーズ
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count