田中将大、痛恨2失点で2勝目逃す ヤンキース監督「あの1球だけだった」
3試合連続QSもリード守れず、田中「僕の責任」
敵地で行われたレッドソックスとの伝統の一戦に逆転負けしたヤンキースのジラルディ監督が、「田中はあの1球だけだった」と敗戦を悔やんだ。ニューズデー紙電子版が伝えている。
29日(日本時間30日)に今季5度目の先発登板に臨んだ田中は6回まで3安打無失点の快投を見せながらも、7回2死一、二塁の場面でブラッドリーに投げた初球スプリットを左翼フェンス直撃の同点二塁打とされた。この時、すでにブルペンでは救援のベタンセスとシュリーブが準備を進めていたが、ジラルディ監督は田中に託し、結果、同点とされた。
ここまで田中はブラッドリーに対して13打数1安打と圧倒的有利な成績。さらに記事では「ブラッドリーに対して、田中は今日もいい投球をしていた。スプリットが非常に効いていた。だが(ブラッドリーに対して)あまり動かないスプリットを投げたところを、相手がフェンス直撃の安打にしてしまった」という指揮官の言葉を伝えている。
田中自身も「あのアウト(7回3つ目のアウト)は自分が取らなければいけなかったアウト。僕の責任です」と通訳を介して話している。