ヤクルト飯原、値千金の逆転弾に感極まる 「久しぶりなので感動してます」

苦労人の2年ぶりアーチで3連勝、「スワローズのGWにします」

 ヤクルトが30日の巨人戦(神宮)で4-3で逆転勝ち。今季2度目の3連勝で3カードぶりのカード勝ち越しを決めた。

 試合を決めたのは11年目の苦労人だ。1点を追う7回1死二塁。飯原が坂口の代打として登場。2ボール2ストライクから、中継ぎ左腕・山口の低めチェンジアップに食らいつき、左翼席へ逆転1号2ランを放った。

 この1点のリードを守りきり、チームは3連勝。逆転弾の飯原はお立ち台で感極まった。昨季は18試合出場止まり。球界を代表する左腕からの代打逆転弾が2年ぶりのアーチだった。

「すごく久しぶりなので、感動しています。小川がすごく頑張っていたし、なんとか、という気持ちでした。まさか入るとは思いませんでした。最高です 」と振り返ると、思わず声を詰まらせた。「何と言っていいか分からないです」と目に涙をためて振り返った。

 ゴールデンウィーク(GW)は2連勝スタート。飯原は「今年のゴールデンウィークはスワローズのゴールデンウィークにします」と声を張った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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