黒田博樹、持ち味光る投球 “好調4番”封じてセトップ4勝目&本拠地4連勝
日米通算200勝まであと3勝
30日の中日戦で、広島の黒田博樹がリーグトップの4勝目を挙げた。7回まで8安打を浴びながら、要所で内野ゴロを打たせる持ち味の投球が光った。日米通算200勝にもあと3勝となった。
今季はマツダスタジアムで4連勝。月間MVPに一歩近づく勝利で4月を締めくくった黒田だが、この日の投球内容には満足していないようだった。
「コントロールにばらつきがあって、ちょっと苦しかった。それでも粘り強く投げられた」
初回は先頭打者にいきなりヒットを打たれたが、見事な牽制球でピンチをしのいだ。2回にも1死から二塁打で得点圏に走者を許したが、平田、堂上を低めの変化球で内野ゴロに打ち取った。