大谷翔平、開幕1か月でようやく1勝! 序盤4失点も完投&10K、ハム連敗止める

開幕から38日目、登板6試合目で初勝利、4回から6イニング連続で3者凡退

 日本ハムの大谷翔平投手が1日、開幕6試合目の登板で待望の初勝利を挙げた。9-4で勝利したチームは連敗を2で止めた。

 ロッテ戦(QVCマリン)で先発。序盤は大乱調だった。5点のリードをもらった2回。1死二塁からナバーロに中前適時打を許すと、2死一、二塁から根元に右越え2点三塁打を浴びた。さらに、岡田の左前適時打を献上し、1イニング4安打4失点。開幕からのクオリティースタート(6回以上を自責3以内)は6試合目で途切れ、一気に1点差まで迫られた。

 だが、ただでは転ばない。3回は2死から2者連続四球で一、二塁としたが、苦手の鈴木をフォークで空振り三振。ここから最速158キロの直球、スライダーを軸とした投球で尻上がりに調子を上げ、4回から6イニング連続で3者凡退に抑えた。

 9回を投げ切り、10奪三振4四球、4安打4失点だった。開幕から38日目。昨季パ・リーグ投手タイトル3冠に輝き、球界を代表するエースとなった二刀流が、ようやく勝ち星をつかんだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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