日ハム栗山監督、大谷初勝利も不満顔「情けない」「次に期待しましょう」
修正力は評価「立ち直れるのはすごい能力」
日本ハムの栗山英樹監督が1日、今季初勝利を挙げた大谷翔平投手について、「情けない」と断じた。
QVCマリンでのロッテ戦。大谷は5点リードの2回に打者8人の猛攻で4安打4失点。一時は1点差のリードに迫られていた。4回以降はスライダーを中心に立て直し、今季最多138球で4安打4失点で完投したが、栗山監督は納得いかなかった様子。3回から救援陣をブルペンで用意させていたといい、「今年1番悪い投球。あれだけ情けない投球だったけど、これまで勝てなかったことを象徴しているように感じた」と、振り返った。
それでも、開幕投手の大谷が勝てたのは、波に乗れないチームにとっては大きい。9-4で勝利したチームは連敗を2で止めた。栗山監督は「まず1つ勝たせたかった。あれだけ情けない投球でも、立ち直れるのはすごい能力。(9回完投は)オレには何か意味があると思っていた。次に期待しましょう」と、今後の巻き返しに期待した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count