SBバンデンハーク、日本新記録のデビュー14連勝へ「記録がついてくれば」

日本文化を積極的に受け入れる右腕、「札幌ではカニやサーモン、イクラが楽しみ」

 日本ハム打線については「パワーもスピードもある」との印象をもつ。4番の中田翔は1日に3試合ぶりのヒットを放ったが、やや調子を落とし気味。それでもバンデンハークは警戒を怠るつもりはない。

「調子を落としているといっても、それは昨日までのこと。これまでも実績をあげている選手だから、普段の彼だと思って投げるよ」

 母国オランダからアメリカ、韓国を経て日本にやってきたバンデンハークは「その国の文化を積極的に受け入れることが大事」と語る。ヤフオクドームの選手サロンでは毎日好物のそばを食し、遠征先のグルメもしっかりと把握。「札幌ではカニやサーモン、イクラを食べるのが楽しみ」と笑顔を見せた。札幌の海の幸をパワーにして、デビュー14連勝の日本記録に挑む。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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