開幕から打者の好調ぶり光るセ・リーグ 3・4月のベストナインは?
内野手で活躍が光ったのは? 2000安打達成の主砲もベストナイン入り
【一塁】
◯中日・ビシエド
28試合出場、打率3割4分7厘、9本塁打、23打点
3月25日からの阪神との開幕3連戦(京セラドーム大阪)では3戦連発。新外国人選手の開幕からの3戦連発はプロ野球史上初の快挙だった。メジャー通算66発を誇るキューバ出身の27歳は開幕から4番に座り、リーグトップタイの9本塁打、リーグ2位タイの23打点と活躍した。
【二塁】
◯広島・菊池涼介
27試合出場、打率3割6分1厘、4本塁打、19打点
開幕から不動の2番に入り、月間打率3割6分1厘はリーグトップだった。チームは敗れたが、3月31日の中日戦(ナゴヤドーム)で3安打4打点と大当たり。27、28日のヤクルト戦(神宮)で2戦連発の本塁打を放つなどパンチ力も見せた。もはや説明の必要がない圧巻の二塁守備でもチームに大きく貢献している。
【三塁】
◯広島・新井貴浩
28試合出場、打率3割2分4厘、1本塁打、23打点
26日のヤクルト戦(神宮)の3回無死二塁で成瀬から適時二塁打を放ち、史上47人目の通算2000安打を達成。得点圏打率4割5分9厘はリーグトップで、23打点はリーグ2位タイ。勝負強さも光った。
【遊撃】
◯巨人・坂本勇人
27試合出場、打率3割5分2厘、6本塁打、20打点
下半身のコンディション不良で4月13日のヤクルト戦(神宮)からスタメン落ちしたが、23日のDeNA戦(東京ドーム)で先発復帰。4月27日の阪神戦(甲子園)で6年ぶりの2打席連続本塁打を放つと、28日の3回にもアーチをかけ、自身初の3打数連続本塁打をマーク。打撃3部門でチームトップだった。