首位ホークス、ロッテ躍進のパ・リーグ 3・4月のベストナインは?

内野手で活躍光ったのは? 打率トップの内川、今季パ1号の鈴木

【一塁】

○ソフトバンク・内川聖一
26試合出場、打率3割4分3厘、4本塁打、18打点

 今季も開幕から4番を任され、4月終了時点の打率3割4分3厘はリーグトップ。4月9日のオリックス戦(鹿児島)では2年ぶりの1試合4安打をマークした。同15日の楽天戦(ヤフオクドーム)では決勝3ラン。お立ち台で熊本地震の被災者へ向けた涙のメッセージも話題となった。

【二塁】

○日本ハム・田中賢介
28試合出場、打率3割1分1厘、0本塁打、19打点

 広角へ打ち分ける打撃が持ち味。主に2、3番と不動の4番・中田の前を任され、9度のマルチ安打、2度の猛打賞をマークした。経験豊富なベテランらしく配球の読みもさえ、得点圏でも打率3割8分7厘をマークした。

【三塁】

○楽天・ウィーラー
27試合出場、打率2割8分4厘、2本塁打、19打点

 開幕から全試合に4番としてスタメン出場。リーグトップの得点圏打率4割3分8厘と勝負強さを見せ、リーグ3位タイの19打点。正三塁手の今江の故障離脱後は左翼から三塁へ。ヤンキースから加入した昨季の前半戦は1、2軍を行ったり来たりだったが、来日2年目はチームを支えている。

【遊撃】

○ロッテ・鈴木大地
28試合出場、打率3割2分2厘、3本塁打、15打点

 開幕4戦目の3月29日・楽天戦(QVCマリン)で、今季パ・リーグ1号を放つなど2打席連発。主に7番を任されることが多いが、打率もトップ5につける3割2分2厘、15打点をマークし、好調のロッテ打線を支えた。

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