首位ホークス、ロッテ躍進のパ・リーグ 3・4月のベストナインは?
復活へ上々のスタートを切ったオリックス糸井
【外野】
○楽天・岡島豪郎
19試合出場、打率3割3分8厘、0本塁打、9打点
4月13日のロッテ戦(コボスタ宮城)で腰を痛め、翌14日に「椎間関節炎」で2軍調整。抹消期間はあったが、打率も月間リーグ2位をマーク。1番打者ながらも、得点圏打率4割3分5厘と勝負強さを見せた。
○ロッテ・角中勝也
28試合出場、打率3割3分3厘、0本塁打、11打点
主に5番を任され、本塁打こそないものの、打率3割3分3厘。28試合で12度のマルチ安打、2度の猛打賞を記録した。6盗塁を決めるなど足でもチームに貢献した。
○オリックス・糸井嘉男
26試合出場、打率3割、5本塁打、20打点
チームが低迷する中、開幕から3番を任され、5本塁打、20打点は共にリーグ2位タイと好成績をマーク。昨季は打率2割6分2厘と低迷したが、復活へ上々のスタートを切った。
【指名打者】
○西武・メヒア
28試合出場、打率3割1分5厘、10本塁打、28打点
開幕から11試合連続で本塁打が出なかったが、4月24日の楽天戦(西武プリンスドーム)で満塁弾を含む3打席連続アーチに7打点の大暴れ。2試合連発も3度マークし、10本塁打、28打点はリーグトップ。驚異的な破壊力を見せた。ここまで主に一塁で出場しているが、6試合でDHに入り、西武打線を牽引している。
開幕から3試合で本塁打が出ず、昨季リーグ投手タイトル3冠に輝いた日本ハム・大谷翔平投手が開幕から5戦勝ちなしという“珍事”もあったパ・リーグ。ゴールデンウィーク中の3日からは各地で6連戦。今後も選手たちの躍動に期待したい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count