増井がまたセーブ失敗、痛恨4点差逆転負けも…日ハム栗山監督「俺が悪い」
継投誤算で敗戦に「選手は悪くない」、増井に対しては「信頼している」
日本ハムの栗山英樹監督は3日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で4-5で敗れ、「勝ちきれないのはオレの責任。選手の誰が悪いではない。オレが悪い」と敗戦の責任を抱え込んだ。
チームは初回に2年目の浅間が左越えへプロ初アーチとなる先頭打者弾。さらに、レアードが今季初の1試合2本塁打を放ち、デビューから無敗のバンデンハークから7回まで4点のリードを奪った。
だが、8回からの継投が誤算だった。2番手のマーティンが2点差の8回2死一、二塁から松田に右前適時打を許し1点差。9回には抑えの増井が2死一、二塁から同点の中前適時打を浴びた。
増井は2試合連続でセーブ機会で失敗。防御率7.84となった。それでも、栗山監督は「信頼する投手を送り出している。こちらが勝たせてあげないといけない。(増井は)こういうこともある。信頼している」と昨季39セーブを挙げたリリーバーを擁護した。
順位は3位のままだが、借金2。首位・ソフトバンクとは今季最大5ゲーム差となった。「(4日先発の)吉川がやってくれると信じている。申し訳ない。ただ、それだけ」。4万1138人と超満員の中で行われた一戦を落とし、栗山監督は頭を深々と下げた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count