ソフトバンク2軍戦で松坂→島袋の継投 “甲子園春夏連覇エースリレー”が実現
松坂は4回無失点、島袋も3回無失点で計7回無失点
ソフトバンク2軍で“超豪華リレー”が実現した。
完全復活を目指す松坂大輔投手が4日のウエスタン・リーグのオリックス戦(タマホームスタジアム筑後)で先発。4回2安打無失点と好投した。
圧巻は1点リードの4回2死満塁。ブランコを真っすぐだけで3球三振に仕留めた。捕手は西武時代にバッテリーを組んだベテラン・細川。直球の最速は144キロながらも、3三振を奪った。
1点リードの5回からは、左腕・島袋洋奨投手が2番手として登板。6回2死では奥浪を147キロ直球で空振り三振。7回は1死三塁のピンチを招いたが、後続を断ち切り、3回2安打無失点に抑えた。
松坂は1998年に横浜高エースとして甲子園春夏連覇。一方、島袋も2010年に興南高エースで甲子園春夏連覇を達成した。2軍戦ながらも実現した両腕の“甲子園春夏連覇エースリレー”。2人で計7回を無失点に抑えた。日本一3連覇を目指すホークスの選手層の厚さを見せつける継投となった。試合は1-0でソフトバンクが勝利した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count