日ハム・マーティン、2球連続ボーク判定に激高 マウンド蹴り上げ“大暴れ”
退場にはならずも球場内騒然、その後に味方失策で同点許す
日本ハムのクリス・マーティン投手が4日、2球連続でボークを犯し、激高した。
1点リードの9回。先頭の代打・城所が遊撃内野安打で出塁。その直後だ。本多を迎えたところで2球連続でボーク。無死三塁のピンチを招いた。
セットポジションが静止していなかったとの判定だったが、判定の瞬間、新助っ人はマウンドの土を蹴り上げるなど“大暴れ”。退場にはならなかったが、中田ら内野陣、吉井投手コーチがマウンドへ向かうなど球場内が騒然とした。
次の球ではマーティンは10秒近く静止。打者の本多がたまらずタイムを取るほどの制止ぶりだった。怒りは収まっていないようだった。
投球でも直後の1死三塁で福田の二塁・田中賢を襲う強烈な打球が中堅へ抜けて同点に(記録は田中の失策)。メジャー通算40試合登板と実績十分の新助っ人だが、後味の悪い投球となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count