鮮やか決勝打、イチローを同僚絶賛 「プロ意識の証明」「殿堂入りする所以」
絶好機で逆転2点タイムリー、マッティングリー監督「好調を持続している」
マーリンズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で逆転の2点タイムリーを放ち、チームを7-4での勝利に導いた。メジャー通算2947本目のヒットは、値千金の決勝打。勝負強さを見せつけたレジェンドについて、ドン・マッティングリー監督や同僚は絶賛している。
1点を追う6回1死満塁。絶好機で背番号51が代打として打席に入った。この日は「イチローTシャツデー」。球団が観衆に白い特製Tシャツをプレゼントしていた。待ちわびた主役の登場でマーリンズ・パークに「イチローコール」が響く中、鮮やかなライナーでのセンター前ヒット。2点タイムリーでマーリンズが逆転に成功した。
試合後の記者会見で、マッティングリー監督は大ベテランについて「好調を持続しているね。イチローはすごく走れる。いい守備も見せてくれる。バットは素晴らしい。これは成すべきことを成すと言う普段の彼のプロ意識の証明だね」と話し、42歳にして走攻守に高いレベルのプレーを見せているイチローを絶賛した。