日ハム斎藤佑、初登板で大歓声に応える無失点「とりあえずスタートできた」
3連打で大ピンチ迎えるも併殺で無失点、復活へ「また1試合ずつやっていく」
日本ハムの斎藤佑樹投手が5日に1軍に昇格し、同日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で今季初登板。1軍定着へアピールする投球を見せた。
1点ビハインドの7回から2番手としてマウンドへ。「斎藤」の名がコールされると、本拠地・札幌ドームは日本ハムファンの大歓声で沸いた。投球では先頭・松田を遊ゴロに打ち取った後に中村晃、鶴岡、高田の3連打で1死満塁とされたが、本多を外角137キロ直球で遊ゴロ併殺打に打ち取った。最速143キロの直球、フォークで1回3安打無失点に抑えた。
その直後の7回1死の攻撃で、大谷が1点差に迫る2試合連続5号ソロ。栗山監督が「チームの流れを変えることが出来る」という“能力”も発揮した。今後も1軍では中継ぎとしてブルペン待機する右腕。今季初登板を振り返りつつ、復活への思いを打ち明けた。
――投球を振り返って。
「とりあえずスタートはできた。次からは緊張がなくなると思う。また1試合ずつやっていこうと思います」
――3連打で1死満塁の大ピンチを招いたが、本多を併殺打に打ち取った。ガッツポーズも出ていた。
「ボールがシュート回転していた。良くなかったんですけど、何とか抑えようという気持ちと丁寧に投げる気持ちはありました。あそこはバックに助けられた。感謝しています」