阪神が伏兵の一発、ナゴヤDで勝ち越し 大和のプロ通算2号は“パパ1号”に
値千金の決勝打
伏兵の一発で阪神が敵地・ナゴヤドームで今季初の勝ち越しを決めた。
5日の中日戦(ナゴヤD)。0-0の7回2死走者なし。大和が中日・山井のスライダーを完璧に捉え左翼席へ値千金の1号ソロ。2014年5月14日・広島戦(米子)以来、プロ通算2本目の一撃が決勝打となり、「甘い球が来たら積極的に早いカウントから打ちにいこうと思っていました。ホームランはまぐれです。でも、ナゴヤドームは広い球場ですけれども、打った瞬間にホームランだとわかるくらい、いい感触で捉えられました」と自画自賛の一発だった。
5月5日・子供の日。昨年8月に第1子となる息子が生まれ、パパとなった大和。ゴールデーンウィークということもあり球場には多くの子供の姿があった。
ヒーローインタビューでは「僕みたいな小さな選手でもホームランが打てました。子供たちも大きな夢を持ってください」とメッセージを送った。自身も愛する息子に向けた“パパ1号”を放ち「喜んでくれると思いますね」と笑顔を見せていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count