オリックス金子が21イニング無失点 今季2勝目で通算100勝へ「1」
ロッテ相手に8回を散発4安打、大台に王手も「100勝も通過点でしかない」
今季は1勝2敗、防御率も4点台だったオリックス金子が、8回を散発の4安打無失点で、ロッテ打線に付け入るスキを与えなかった。ロッテ伊東監督は「配球パターンはわかっていたが、要所で打ち切れなかった」と今年プロ12年目の右腕に脱帽した。
5点差になり、9回は塚原にバトンを渡したが、これで21イニング無失点となり、今季2勝目。防御率も3.83となり、通算100勝へあと1勝と迫った。
金子は試合後、「(無失点は)それまで点をとられ過ぎている。1イニング、1イニング、先のことを考えずに投げるだけ。100勝も通過点でしかない。まずはチームが勝つこと」と、フォアザチームに徹するエースらしい言葉で締めくくっていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count