SBサファテが被災地児童と交流 「今日は野球を楽しんで」
熊本から35人の児童を招待、一人ひとりに応援タオル
ソフトバンクのサファテは7日の楽天戦に被災地・熊本の児童を招待。試合前の練習の合間に、一塁側ベンチで子どもたちとふれあった。
「今日は来てくれてありがとう。いろいろと大変だと思うけど、今日はみんなのためにがんばるから、野球を見て楽しんでください」と優しく呼びかけ、一人ひとりと握手を交わしながら応援タオルを手渡した。
「実際に子どもたちとふれあって泣きそうになったが、今日が笑顔で過ごせる一日になってほしいし、これが子どもたちの希望になってくれたら」とサファテ。
工藤公康監督も子どもたちに自らのカードを配りながら「練習ではバットに当たる音とかも楽しんで。最後に打つ柳田選手の打球はすごいよ」とガイド役を務めた。その後、子どもたちは明るい笑顔を絶やすことなく、プロの練習風景を興奮気味に見つめていた。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura