前田健太に強力打線はなぜ苦戦? 地元メディア分析、打者はイライラ募る!?
決勝弾のピラーも「本当にフラストレーションが溜まった」
同サイトでは、8回にドジャース4番手ブラントンから決勝3ランを放ったピラーの前田評を紹介。スライダーなど変化球を多投し、普通では考えられないカウントで突如速球系の球を挟む配球について「本当にフラストレーションが溜まったよ。変化球のおかげで速球系が良く見える。ああいう投手と対戦する時は、辛抱強くボール球には手を出さないようにしなければ」と話したという。
この日は勝敗はつかず、チームも終盤の失点で2-5と競り負けたが、ここまでの6試合中5試合でクオリティー・スタート(6回以上を自責3以内)を達成している前田。防御率も1.66と安定した投球を続けている。
バットを振ってはいけないと分かりながらも、つい手を出してしまう前田のスライダー。2度目3度目の対戦を迎える時、打者がどんな対策を立ててくるのか興味深いところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count