メジャー最年長42歳の右腕コロンが初本塁打 会場大興奮「不可能が可能に」
パドレス戦で衝撃の一発、42歳での初本塁打はメジャー最年長記録
メジャー最年長のメッツ右腕バートロ・コロン(42)が7日(日本時間8日)の敵地パドレス戦で自身メジャー初本塁打を放った。
この日先発した右腕は2点リードの2回2死二塁で打席に立つと、相手先発シールズの3球目を強振。大飛球は左翼席へ飛び込む2ランとなった。1997年にメジャーデビューしたコロンにとってキャリア247打席目でのメジャー初本塁打。打球がスタンドに飛び込んだ瞬間、周囲は総立ちとなり、敵地も大盛り上がり。ベンチは一瞬もぬけの空となり、コロンがダグアウトに戻ると、チームメイトが一斉に飛び出して祝福した。
試合を中継した米テレビ局の実況も「不可能が可能となった!」、「野球の歴史において、最も素晴らしい瞬間の一つだ」と大絶叫。ESPNのアダム・ルビン記者は自身のツイッターで、コロンの本塁打はメジャー投手史上、1913年以降、ジャック・クインの46歳、ダジー・バンス、フィル・ニークロ、ウオーレン・スパーンの43歳に次いで5番目の年長記録となったことを報告。またMLB公式サイトによるとキャリア1号本塁打としてはランディ・ジョンソンの40歳を抜いて最年長となった。
今月24日に43歳となるコロンはまた一つ歴史に名を刻んだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count