広島・黒田が抹消、頸部神経根症と右肩痛でトレーナーがストップ
最短での復帰目指すが…
広島の黒田博樹投手が8日に登録抹消となった。試合前に松原トレーナーが会見し、頸部の神経根症と右肩痛が原因だと発表した。
首の不安はドジャース時代からの慢性的なものということで、その症状には波があり、頸部のしびれなどが、右肩痛にも間接的に影響があるという。7日の試合で投球にも影響が出たということで、トレーナーがストップをかけた。
黒田本人は最短での復帰を目指しているが、シーズンの早い時期ということもあり、復帰時期は状態を見てトレーナーが判断する見込みだ。
好調な打線で首位争いをしているチームに、投手陣の精神的支柱の離脱は大きな影を落とすことになる
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo