ダル登場で3A球場が大盛況 リハビリ登板発表後にチケット4000枚売れた!?
球場史上4番目に多い観客数、報道陣も25人以上集結
6日(日本時間7日)にレンジャーズ傘下3Aラウンドロックのニューオーリンズ戦でリハビリ登板を行ったダルビッシュ有投手の姿を見に、満員御礼となる1万3194人の観客が集まったと、テキサス州オースティンの地元紙アメリカンステートマン電子版が伝えている。
舞台となったのは、傘下3Aの本拠球場デル・ダイアモンド。テキサスの州都オースティンにほど近いラウンドロックで行われた試合には、2000年のオープン以来、球場史上4番目に多い観客が集まった。クリス・アルメンダレス球団社長曰く、ダルビッシュのリハビリ登板が発表された後で、4000枚以上のチケットが売れたという。球場最多観客動員を記録したのは、2006年6月16日にロジャー・クレメンスがリハビリ登板を行った時で13475人。2番目はアンディ・ペティットがリハビリ登板を行った時だったそうだ。
記事によれば、この試合には12人の日本メディアを含む25人以上の報道陣が取材に訪れたという。AP通信、ロイター通信、ESPN、MLB.comなど主要メディアも集まるなど、注目度の高さをうかがわせた。
この日、球場にはダルビッシュの背番号「11」がついたジャージーを着るファンが数多く集結。ただ、3Aラウンドロックのジャージーを着たダルビッシュのジャージーには背番号「75」が。通訳を介して「空いていた番号をつけただけ」と言いながらも「75を着ているファンがいなかったので、ちょっと寂しかったです」と笑わせたという。
中4日のスケジュールならば、次回登板は11日(同12日)に同じくデル・ダイアモンドで行われるオクラホマシティ戦になりそうだ。メジャー屈指の剛腕の姿を、再び数多くのファンが見にやってきそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count