中日が巨人3タテで首位、SBが6連勝、日ハム大谷3敗目…8日のプロ野球
巨人は3連戦で26失点、DeNA山口完投、ヤクルト山田12号、ロッテ角中逆転打
プロ野球は6日、各地で6試合が行われた。セ・リーグは、中日が巨人に快勝し、今季初の首位に浮上した。堂上が先制ソロを含む3安打6打点の大暴れ。打線は今季最多17安打を放ち、今季初登板初先発のバルデスは6回2失点の好投で初勝利を挙げた。巨人を敵地で3タテし、広島が敗れたため、首位に浮上した。巨人は3連戦で26失点を喫した。DeNAは先発山口が今季初完投勝利。打線も初回にロペスが3ランを放つなど、効果的に得点を重ねて援護した。広島は先発福井が4回途中5失点と崩れ、好調の打線も山口に抑えこまれた。
ヤクルトは阪神に敵地で勝ち越し。先発のルーキー原樹が7回途中4安打1失点と好投し、2勝目を挙げた。山田は初回にリーグトップタイの先制12号2ラン。これが球団通算7500本塁打のメモリアルアーチとなった。山田は7回も適時打を放ち3打点。阪神は高山のタイムリーによる1点のみに終わった。
ソフトバンクは楽天を下して6連勝。先発武田が7回4安打1失点の快投で4勝目。長谷川が先制打、適時打と2打点。柳田も3号ソロを放ち、援護した。楽天は打線が沈黙し、先発・釜田も6回3失点と踏ん張りきれなかった。西武は日ハムの先発・大谷を攻略して快勝。メヒアが14号ソロを含む2打点。同点の6回には金子侑、岡田と伏兵の連続タイムリーで勝ち越した。大谷は自己ワーストタイの10安打を浴び、今季最多タイの4失点で3敗目を喫した。
ロッテはオリックスに逆転勝利。1点を追う8回に角中が2点タイムリーツーベースを放ち、試合をひっくり返した。1回1安打無失点の5番手・松永に今季初白星がついた。オリックスは先発・西が7回まで2失点の好投も8回につかまった。
【セ・リーグ】
◇巨人 4-11 中日(東京ドーム)
勝 バルデス(1勝0敗)
敗 高木(2勝3敗)
HR【巨】片岡2号、亀井1号【中】堂上1号、平田4号
◇広島 1-7 DeNA(マツダスタジアム)
勝 山口(2勝1敗)
敗 福井(1勝2敗)
HR【D】ロペス6号、梶谷2号
◇阪神 1-5 ヤクルト(甲子園)
勝 原樹(2勝2敗)
敗 能見(2勝3敗)
HR【ヤ】山田12号
【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 3-1 楽天(ヤフオクドーム)
勝 武田(4勝1敗)
敗 釜田(1勝1敗)
S 森(1勝2敗1セーブ)
HR【ソ】柳田3号、長谷川4号
◇西武 6-2 日本ハム(西武プリンスドーム)
勝 藤原(1勝0敗)
敗 大谷(1勝3敗)
HR【西】メヒア14号、秋山3号
◇ロッテ 4-3 オリックス(QVCマリン)
勝 松永(1勝0敗)
敗 西(2勝4敗)
S 西野(2勝1敗9セーブ)
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count