日ハム大谷、自身初“3戦連発”なるか 登板から中1日の野手起用は打率.316
投手で苦戦も野手で好調キープ、現在2試合連続本塁打の二刀流右腕
日本ハムの大谷翔平投手が10日からのオリックス2連戦(東京ドーム)で野手として出場する。
2勝目を狙った8日の西武戦(西武プリンスドーム)では勝負所でのコントロールが甘く入り、6回で自己ワーストタイの10安打4失点。1勝3敗、防御率3.02と本来の投球が出来てないが、野手では好調をキープしている。
「5番・DH」でスタメン出場した4、5日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では2試合連発。早くも昨季に並ぶ5号となり、10日のオリックス戦(東京ドーム)では自身初の“3試合連発”がかかっている。
立ちはだかるのがオリックス先発のディクソンだ。対日本ハム戦は4月12日(京セラドーム大阪)の試合で7回4失点で初黒星を喫したものの、14年は4勝1敗、防御率2.49、15年は3勝1敗、防御率1.38と相性がいい。大谷とは通算打率2割5分(12打数3安打)、5三振、2四球とアーチはない。チームが天敵とするディクソンから一発が飛び出すのか。
西武戦の敗戦から中1日で野手起用となる。ここまで中1日で野手出場した試合は19打数6安打の打率.316と好成績をマークしている。
大谷は「次の試合で勝てるように頑張るだけです」と意気込む。球場は左中間、右中間が本拠地・札幌ドームに比べて狭い東京ドーム。投手としての敗戦の悔しさもあるはずだ。21歳のバットに期待せざるを得ない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count