本塁打が単打に…まさかの珍事に米解説者も困惑「こんなの見たことない」

解説者も困惑「一体どういうことになったのでしょうか」

 ブルワーズがチャレンジすると、2ランホームランの判定は取り消され、実況は「コールは覆されました。マーリンズは1点を手にし、1アウトです」と状況を説明した。

 マーリンズOBの元外野手で、解説者のプレストン・ウィルソン氏は「私は野球をやってきました。試合も観戦してきましたが、こんなの見たことがありません。誰の得点になって、ホームランが認められたのか、リアルミュートのホームランが生きて、オズナの得点が取り消されたのか。一体どういうことになったのでしょうか」と珍事に困惑していた。

 結局、409フィート(約125メートル)の飛距離を叩き出したはずのリアルミュートのホームランは単打に変更。オズナの得点は認められたが、リアルミュートは一塁を回ったところで走者を追い抜いたとしてアウトとなり、記録はセンターへの適時安打に。スタンドからブーイングが鳴り響いた。

 試合は4-1でマーリンズが勝利。勢いに乗るチームに大きな影響はなかったものの、地元テレビは守備に就いた2人を並べる形で画面に映し出すなど、まさかの珍事に大きな注目が集まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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