剛腕が契約延長、ヤ軍で高まる田中将大の重要性 「より必要な存在に」
中4日の方が成績が向上? 「タナカを中4日のスケジュールで使った方がいいのかも」
記事内では「そのこと(手術の可能性)について、今は話題にならないのがいいこと」というジラルディ監督の言葉を紹介し、球団内でも田中のヒジが最重要検討課題ではなくなりつつあることを示唆している。
その一方で、ヤンキースは先週3日(同4日)から始まった20連戦の真っ最中。先発5人ローテの通常スケジュールならば、5日(同6日)オリオールズ戦、10日(同11日)ロイヤルズ戦、15日(同16日)ホワイトソックス戦、20日(同21日)アスレチックス戦と、中4日での登板が3回続くことになることを指摘。先発投手にはできる限り休みを与えたいという球団方針により、4月は中4日での登板はわずか1度だったため、ジラルディ監督は「ちょっとしたテストになるだろう。連戦のため中4日で投げなければいけない日が続くが、問題なくできていると思う。中4日の方が感じがいいようで、とてもいい投球を披露している」と話しているという。
記事内では興味深い数字も紹介。「昨季、中4日で投げた5試合でタナカは防御率2.56をマーク。これは中5日(3.51)よりも約1点、中6日以上(4.50)よりも約2点以上低い」と伝えている。
「ヤンキースは巨額投資を守るために正しいと思うことをしているが、実は他のエースのようにタナカを中4日のスケジュールで使った方がいいのかもしれない」という提言に名門球団が耳を貸すのか。まずは、この20連戦で田中がどんな投球を見せるのかがカギを握りそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count