前田健太、投手に2打席連続弾浴び4失点 最短6回途中降板、4勝目ならず…
相手先発シンダーガードに先制ソロ&逆転2ラン被弾、ワーストタイ4失点
今季4勝目を目指すドジャースの前田健太投手は11日、本拠地で行われたメッツ戦に登板し、メジャー最短となる5回0/3を6安打、ワーストタイの4失点(自責4)で降板した。防御率は2.30。
初回は3者凡退と上々のスタートを切った前田。2回には1死一、二塁から二塁走者だったセスペデスに三盗され、大ピンチを招くが、後続を遊撃ゴロと空振り三振として無失点に抑えた。
この日、自慢の制球にややズレが生じた前田を苦しめたのは、打者シンダーガードだった。3回に先頭打者として打席に立つと、初球速球を右中間への先制ソロ弾とされた。1点リードで迎えた5回には、四死球で無死一、二塁とした場面で、バックドアのスライダーを豪快にすくい上げられ、逆転3ランが左中間席へ。前田は呆然として打球を見送るしかなかった。
再びマウンドに戻った6回は先頭デューダに一塁脇を抜ける安打、続くウォーカーに右越え二塁打と連打されたところでロバーツ監督が登場。前田は94球(66ストライク)でマウンドを下りた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count