日米共通? 「母の日」が生み出す野球界の新たな価値
母親への感謝は欠かせない、日米ともにピンク色の野球用具が恒例に
プロ野球選手にとって、強靭な体を生み出してくれた母親への感謝は欠かせない。その思いは日米共通であり、選手たちは「母の日」をグラウンド上だけでなく、ソーシャルメディア(SNS)を含めてさまざまな形で表現するようになった。そして球団側も母親に家族と楽しめる特別な「プレゼント」企画を多く発案している。
最近は母の日に見られるピンク色の野球用具は恒例ともなっているが、それぞれの選手の思いを表現するために、各メーカーは毎年母の日仕様のピンク色のバットやスパイクを選手たちに提供している。今年、アンダーアーマー社はワシントン・ナショナルズのブライス・ハーパー選手をはじめ、非常にインパクトのある母の日仕様のスパイクを契約選手たちに用意した。またこれまではリストバンドやバット、スパイクにとどまっていたが、今シーズンから選手たちは初めて、ピンク色があしらわれた母の日仕様のユニフォームを身にまとうことになった。
ちなみに選手たちが当日使用したピンクバットや用具は、MLB公式サイトでオークションにかけられ、乳がん撲滅のために寄付されている。