ホークスの連勝は「8」でストップ スアレスがロッテ清田に決勝打浴びる
東浜は快投もスアレスが初黒星、ロッテは内が今季3勝目
ソフトバンクは12日、本拠地でロッテに敗れ、連勝は「8」で止まった。先発・東浜は8回2安打2失点と快投も、同点の9回に登板したスアレスが清田に決勝タイムリーを浴びて、2-3で敗戦。ここまで抜群の安定感を見せていた助っ人右腕は、これが初黒星となった。ロッテは先発・涌井が粘りの投球で7回2失点。8回に登板した2番手・内に今季3勝目がついた。
東浜は初回、2死から清田を四球で歩かせると、続くデスパイネにはカウント2-2から高めへの113キロのカーブを捉えられ、レフトスタンドへと運ばれる。2ランで先制を許した。
一方、ソフトバンクもすぐに反撃。涌井から今宮がヒットを放ち、二盗を決めて2死二塁とチャンスを作ると、内川がライトへタイムリー。1点を返した。
東浜はここから快投。2、3回と3者凡退に仕留める。一方、涌井は2回も1死満塁とピンチを背負いながら福田、今宮を打ちとって無失点で切り抜けた。しかし、ソフトバンクは3回、1死から内川が左中間へのソロ本塁打を放ち、同点に追いついた。
東浜は4、5、6回も3人で片付ける。これで5イニング連続3者凡退。デスパイネに2ランを浴びてからは16人連続で片付けた。7回には先頭の清田に久々のヒットを打たれたが、デスパイネを遊ゴロ併殺打に仕留めと、角中は一直。結果的に、この回も3人で攻撃を終わらせた。
8回も3者凡退に抑えた東浜は、ここで降板。9回は抜群の安定感を誇るスアレスがマウンドに上がるが、先頭の加藤にセンター前ヒットを許す。続く根元が犠打を決めて1死二塁。伊東監督はここで、途中出場していた平沢に代打・井口を送る。スアレスは大ベテランを空振り三振に仕留めるも、続く清田にはセンター前に運ばれ、勝ち越しを許した。
ロッテは9回、守護神・西野を投入。ソフトバンク打線は3四死球で1死満塁とサヨナラの絶好機を作るも、高田が空振り三振、今宮は二ゴロに倒れ、2-3で敗戦。連勝は「8」で止まった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count