大谷、藤浪、菅野らに共通項 球界を代表する投手に多かった習い事は?

菅野智之、杉内俊哉、前田健太、松井裕樹らも

 また、藤浪が通っていた幼少時代の水泳のインストラクターは巨人の小林誠司捕手の母親という不思議な縁もある。同様に小林も母親の影響で、生後まもない頃から水泳で体を鍛えていた。

 柔らかい腕の振りでスライダーを駆使する楽天の松井裕樹投手も小学生の時に水泳をやっていた。「肩の関節が柔らかくなったと思っています」と腕の振りに大きな影響があったことを明かしている。

 巨人の菅野智之投手、杉内俊哉投手、ドジャースの前田健太投手も野球と平行して水泳を行っている。好投手だけではなく、阪神の高山俊外野手も小学生の時から水泳を始め、ジュニア五輪出場を狙えるほどのスイマーだった。

 プロ野球でも、トレーニングで水泳を取り入れる選手もいる。水泳は全身を使うことで体の強化、体幹を鍛えられるだけでなく、脳の発達にも効果があると言われている。また持久力の強化といったスタミナ面にも大きな影響を及ぼすようだ。もちろん、水泳をやっていたから野球が上達したわけではない。ただ水泳はスポーツ選手の基礎体力強化につながっていると言えそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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