李大浩は「ファンお気に入り」、呉昇桓は新人王候補…躍進際立つ韓国人選手

米メディアも注目する韓国人選手の躍進

 今季、メジャーリーグで韓国人選手の躍進が注目され始めている。昨オフに前阪神の呉昇桓投手、前ソフトバンクの李大浩内野手、韓国球界で2年連続50本塁打以上を放った朴炳鎬内野手、昨年の「プレミア12」で韓国代表の主軸を担った金賢洙外野手が新たに渡米。呉昇桓はカージナルスのリリーフの一角としてここまで好成績を収めており、ツインズの朴炳鎬もすでに7本塁打をマーク。李大浩も当初、マリナーズとのマイナー契約だったが、メジャー昇格をつかむと徐々に存在感を発揮。スタメン出場の機会を増やしている。

 オリオールズで出番をつかみきれない金賢洙以外は米メディアの評価も上々だ。

 米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は12日(日本時間13日)に序盤戦の段階でのア・リーグ、ナ・リーグのMVP、サイ・ヤング賞、新人王候補を特集。ナ・リーグの新人王候補の3位にドジャースに加入した前田健太投手(3勝2敗、防御率2.30)を挙げる一方、ア・リーグの同2位に朴炳鎬(打率.237、7本塁打、12打点)を選出している。

 寸評では朴のここ最近の不振を指摘しつつも「4月18日から5月6日までの3週間の間に、打率.348、出塁率.404、長打率.761、5本塁打を記録し、MLBの打線にその名を連ねる存在だということを証明してみせた」とそのポテンシャルを高く評価している。

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