日ハム浅間、自身最多タイ3打点 土壇場で同点打「何としても打つんだと」
高橋光には前回の“コリジョン”プレーで負傷「謝った」、近藤とお立ち台「うれしい」
さらに、14年のアジア野球選手権(バンコク)に出場したU18高校日本代表でもチームメートで、今でも「LINE」で連絡を取り合う。6日の西武戦(西武プリンスドーム)では本塁へ突っ込んだ際に自身のスパイクが右腕の顔面に直撃。コリジョンルールの適用でアウトからセーフに判定が覆っただけでなく、顔から流血させてしまった。
「傷つけてしまったので(LINEで)謝りました。ただ、負けられない気持ちはありました。僕の打席で(高橋光の)球は力が入っているように感じた。その中でも冷静になれたのがヒットにつながったと思う」
お立ち台では横浜高の先輩・近藤と2人で上がった。憧れの先輩とのヒーローインタビューは特別な時間となったようだ。
「近藤さんには食事はよく連れて行ってもらっています。よく打撃の話をしていますし、近藤さんから学ばせてもらっています。うれしいですね。尊敬する先輩と同じお立ち台に上がれたので」
昨年9月23日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では高卒ルーキーでは西武・清原和博が86年に記録して以来29年ぶりのサヨナラ打を放っている。6日の西武戦(西武プリンスドーム)以来の先発出場で結果を残した19歳は、将来のスター候補と言って間違いはないだろう。今後の躍動に期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count