ロッテ細谷が代打逆転満塁弾 2死走者なしから7得点の猛攻でひっくり返す
2連続押し出し→タイムリー内野安打→代打逆転満塁弾
ロッテが5点差を逆転した。15日の本拠地・楽天戦。先発の唐川が4回までに5失点と乱調だったが、打線が試合をひっくり返した。
まずは4回裏、角中が楽天先発の釜田からソロ本塁打を放ち、1点を返す。そして6回、2死走者なしからデスパイネがセンターへのヒット。角中、ナバーロが四球で満塁とすると、鈴木は押し出し四球。ここでロッテが吉田に代打・井口を送り、3連続四球の釜田は降板となった。
だが、井口は2番手・横山からも押し出し四球。4連続四球でこの回2点目が入る。続く加藤は三塁へのタイムリー内野安打で1点差。楽天は3番手の濱矢を送るが、勢いは止まらない。ロッテは根元の代打・細谷がバックスクリーンへ逆転満塁ホームラン。8-5とした。
この回は2アウトからの一挙7得点。楽天投手陣の制球難も逃さなかった。この日は「スーパーレディースデー」で、女性来場者数は1万2225名。観衆は2万6010名で、女性来場比率は47%が占める中、劇的な試合展開となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count