田中将大、1か月白星なし&ここ2戦10失点 米メディア「“?”浮かぶ姿に」

ホワイトソックス戦で今季最短タイ5回4失点

 今季2勝目を目指し、15日(日本時間16日)に本拠地で行われたホワイトソックス戦に先発したヤンキース田中将大投手は、勝敗こそつかなかったが、今季最短タイとなる5回で降板。8安打7奪三振3四球で4失点(自責4)だった。ここ2試合で10失点し、防御率は3.51となった。

 初回こそ3者凡退で抑えたものの、2回以降から苦しい投球となる。味方打線が先制した直後の2回に、連続四球からガルシアにレフトへ同点適時打を許し、3回には先頭イートンに高めに抜けたスプリットを右中間に運ばれた。さらに1点リードで迎えた4回にも、1死一、三塁からスクイズと適時打で再逆転されてしまった。

 ニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」では、7回6失点した前回のロイヤルズ戦に続き「2試合連続でよくなかった。速球をほとんど使わず、何とか7奪三振したものの、田中らしくない3四球という数字が、制球の悪さを示しているだろう」とレポートしている。

 同時に、11日ロイヤルズ戦とこの日のホワイトソックス戦は中4日での登板だったことを指摘。「ヤンキースで最も安定したピッチャーから、クエスチョンマークが浮かぶような姿になった理由だろうか? そうかもしれないし、そうではないかもしれない」と問題提起している。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY