田中将大、決め球を操れず2試合連続乱調 地元紙「スプリットはどこへ?」
本人も認めるスプリットの不調、女房役は「よくない時だって必ずある」と擁護
田中自身も「スプリットがよくなかった。思うように投げられなかった部分がある」と通訳を介してコメント。不調の一因であることを認めている。この日、3回先頭イートンに右中間へソロ弾とされた球も、高めに抜けたスプリット。本来ならば、自らを助ける球に足をすくわれる形となった。
10日のロイヤルズ戦は7回6失点、今回のホワイトソックス戦は5回4失点。苦しい登板が続くが、打線と救援陣に助けられ、いずれもチームは勝利していることが救いだ。
エースが見せた2試合連続の不調に、コンビを組むマッキャン捕手は「彼は(スプリットの)他にもアウトを取れる球種がある。今日は我慢の投球になったが、5回を4失点で終えたのだから十分。年間32試合に先発するとしたら、よくない時だって必ずある。それをいかに乗り切るかだ。開幕から6先発は完璧な内容だっただろ」と前向きに捉えていると記事では伝えている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count