ダルビッシュ「実戦的な投球」で5回1失点と好投 スローカーブでも打者翻弄
4度目のリハビリ登板で圧巻の投球
右肘靱帯再建手術からの復帰を目指すレンジャーズのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、4度目のリハビリ登板を行った。敵地で行われた傘下2Aフリスコのミッドランド戦に先発し、5回を投げて3安打6奪三振1四球1失点(自責0)と圧巻の内容だった。
この日の試合は午前11時スタートと慣れない環境ではあったが、球団公式サイトは「ダルビッシュは自分のパフォーマンスに満足していた」と伝えている。失点したのは1回2死三塁の場面。捕手がボールを逸らした間に三塁走者が生還したため、自責点は0となっている。
試合後にダルビッシュは「早い時間から始まる試合だったが、とてもいい感じで投げられた。試合時間に合わせて調整ができたし、いい内容だったんじゃないかと思う」と通訳を介して話している。また、より試合の流れを意識した投球を心掛けたそうで「試合の状況に合わせて、より実戦的な投球をした。感触はよかった」と話しているという。
5回で68球を投げて47球がストライクだった。地元紙「ダラスモーニングニュース」電子版によると、この日の試合ではスローカーブも投げて、打者を凍り付かせていたという。
これまで4度のリハビリ登板を行い、合わせて14イニングを投げて6安打15奪三振5四球で4失点(自責2)という成績を残している。リハビリ登板の期間が終了する5月下旬にもメジャーに合流することが予想される。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count