今季は中4日登板で防御率5.68 2試合乱調の田中将大にNY記者「新たな問題」

指揮官も「彼がキレを保てる方法を見つけないといけない」

 記事内では、ジラルディ監督のコメントも紹介。「(中4日は)これまでもやってきたこと。仕事はしている」としながらも、登板間の日数と調子の因果関係については「難しい。確かに(前回は)キレはなかった。それは分かるが、試合日程は組まれている。もし因果関係があるなら、彼がキレを保てる方法を見つけないといけない。我々は6人ローテにはしていないし、6人ローテにするには多くの調整が必要になり、難しい」と話しているという。

 20日(同21日)アスレチックス戦で故障中のサバシアが復帰する予定で、田中の次回登板は中5日で21日(同22日)アスレチックス戦となる。また、翌週の月曜日30日(同31日)には試合がないため、次々回も中5日での登板となりそうだ。

 キング記者は「開幕から6週間が経ち、ヤンキースが打線と救援3人衆(ベタンセス、ミラー、チャップマン)に頼り切っていることは火を見るより明らか」と先発投手陣の頼りなさを切り捨て、「田中が中4日のスケジュールで復調しない限り、ヤンキースの先発ローテは味方打線にさらなるプレッシャーをかけ続けるだろう」と締めくくっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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