今季は中4日登板で防御率5.68 2試合乱調の田中将大にNY記者「新たな問題」

辛口記者がエースの奮起促す、「ヤンキースが最後に必要とするもの」

 今季は中4日の先発スケジュールで、いまひとつ成績が残せていないヤンキース田中将大投手について、地元紙「ニューヨーク・ポスト」の辛口記者ジョージ・キング氏が、「田中の危険な兆候は、ヤンキースが最後に必要とするもの」と題して、エースの奮起を促している。

 サバシアとセベリーノが故障者リスト入り、サバシアの代わりにローテ入りしたノバはそこそこの働き、イオバルディは波があり、ピネダの調子はひどい。セベリーノに代わってローテ入りしたグリーンは16日(日本時間17日)のダイヤモンドバックス戦で4回6失点。そんなヤンキース先発ローテーションの中で孤軍奮闘していた田中だが、最近2試合はピリッとしない投球が続いている。

 キング記者は、この2試合が中4日での登板であったことを指摘している。今季は中4日で登板した3試合の成績が1勝0敗、防御率5.68、合計19回で21安打を許しているのに対し、中5日だった3試合は、0勝0敗、防御率1.66、合計21回2/3で16安打されているだけ、というデータを紹介。「新たな問題が先発ローテに加わった」とした。

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