DeNA石田が自身4連勝 巨人打線封じ、5月は3試合20イニング連続無失点
巨人田口との広島出身対決の勝利、巨人相手に「どんどん押していきました」
DeNAの2年目左腕・石田健太投手が18日の巨人戦に先発し、7回無失点の好投で4勝目(1敗)。4月10日のヤクルト戦からの自身の連勝を4に伸ばした。5月に入って3登板で連続勝利。20イニング連続無失点と安定した投球を続けている。
1球1球、気持ちを入れて石田は投げ続けていた。「もう、しっかりと腕を振っていた。感覚もよかったのでのでどんどん押していきました」と巨人打線に対して強気で攻めた。7回4安打無四球という好投だった。
相手先発の田口の存在も刺激になっていたようだ。年下だが、同じ広島県出身(石田は広島工業。田口は広島新庄高卒)。同郷対決になったが「やっぱり年下の投手なので、負けられないですし、先に点を取られないように低めに投げました」。我慢の投球を続けていると、6回に梶谷が右翼席へ先制の本塁打。結果的にこれが決勝点となり「打ってくれて、すごく助かりました。そこまで、粘って投げられた」と感謝した。
5月は3試合で3勝。20イニングで無失点という数字には「全然気づいていませんでした。意識をしないよう1回、1回、しっかりおさえてきたいです」。チームも好調で4連勝を飾り「うれしいですけど、しっかり勝てるように頑張りたいです」と話した。
8回は三上、9回は山崎康と継投。盤石の投手リレーだった。この日は福島での試合。石田はファンへ「たくさん集まっていただき、ありがとうございました。また、これからも勝てるように、野球界を盛り上げられるようにがんばりますので応援よろしくおねがいします」とヒーローインタビューを締めくくった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count